晩夏の候、秋の虫の鳴き声が聴こえる頃となりました。夏のお稽古のない期間、宗家での研修、奥伝の稽古と研鑽を積み、後期へむけた心の構えの学びが続きました。

 ひとすじに という銘があります。これは大宗匠が茶杓につけた銘でございます。

迷いなく一筋に己の道に打ち込んでいるだろうかと、私は幾度となく自問自答します。まだまだ覚悟が足りないと、自分の未熟さを痛感します。そして一筋に茶の道に打ち込む大宗匠のお姿が目に浮かび、あぁまた頑張ろうと励まされているのです。

覚悟を決めて生きている人は、大変美しいもので、それには年齢や性別は関係ありません。

ひとすじに  
 心にきざんでおきたい素敵な御銘

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晩夏 扇屋製 (文京区本郷)