利休の茶杓を鑑賞するためサントリー美術館へ行ってきました。
目的は 伝 利休作 茶杓「虫喰」の鑑賞です。
利休の茶杓の展示期間は7月の間だけ、月末に滑り込みセーフでした。

おもな収蔵品 | 美術館について | 名古屋・徳川美術館 (tokugawa-art-museum.jp)

PXL_20240728_030043638
徳川美術館展尾張徳川家の至宝(9/1まで)
サントリー美術館 (suntory.co.jp)


国宝源氏物語絵巻や国宝千代姫の調度品、香合や、古筆切れなど素晴らしい品の数々に目を奪われました。

茶杓虫喰 はそんな中、だいぶ不完全な存在です。この不完全さこそが見どころな茶杓と理解して鑑賞しないと茶は理解できないのー。

ちょっと武骨な茶杓か。
本当の虫喰なのか、穴が開いている節を選んで茶杓を作成したのか。
横から鑑賞すると面白く、うねうねと3回波打ってる(曲がっている)茶杓を見たのは今回が初めてでした。

PXL_20240728_031437356
帰りはおなかがすいたので麩三昧な膳を頂きました。
金沢 加賀麩不室屋 (fumuroya.co.jp)

PXL_20240728_033428832